新型コロナウィルスの歴史的疫病に対し、当院でも感染対策を見直しています。
換気や手の触れる部分の除菌・清掃だけでなく、さらなる衛生管理を検討していく中で、興味深い文献に出会えたため、こちらでも共有させていただきます。
(引用)
花王株式会社「リビングルームのホコリ1g中に、約10 万個の菌・約6 万個のカビを確認花王が家庭のホコリを調査」

リビングルームのホコリ1g中に、約10万個の菌・約6万個のカビを確認 花王が家庭のホコリを調査
花王株式会社(花王MKニュース)のプレスリリース(2014年8月6日 17時00分)リビングルームのホコリ1g中に、約10万個の菌・約6万個のカビを確認 花王が家庭のホコリを調査
2014 年に花王株式会社がホコリと菌・カビの関係に注目し調査した内容です。
キーワードは「ホコリは、菌やカビのたまり場」であるという言葉です。
室内の各箇所からサンプルを採取、菌やカビの数を調べております。
この花王株式会社の調査論文を知ったのは、
松本忠男著[健康になりたければ家の掃除を変えなさい]扶桑社刊2017 年です。
103ページの1行目に「ホコリ1グラムとはだいたい500円玉くらいの大きさ」になると書かれていました。
松本忠男さんは(株)プラナ代表取締役社長、ヘルスケアクリーニング(株)代表取締役社長で、東京ディズニーランド開園時の正社員、ダスキンヘルスケア(株)を経て、亀田総合病院のグループ会社に転職し、清掃管理者として約10 年間、現場のマネジメントや営業に従事した、いわば清掃のプロ中のプロの方です。松本さんは「人の住む環境を整えることは、人のいのちを守ることである」と綴っています。私たちも松本さんの信念を胸に衛生対策に取り組んで参ります。